垓層宮 安部吉俊

うひょーワニマガジンのHP(エイチピー)から予約したからサイン入りのイラストピラ一枚が付いてました。
うひょー


中身は書き下ろし数点と、今までの過去作品を寄せ集めた感じ。初見のもあれば見た事あるのもあってぼちぼちかなーと思いました。
線画が完成画と見比べられて嬉しい。
あ、でも帯が取りづらいのがちょっと残念でした。


中の絵の解説にあった阿部吉俊氏の言葉に
「見た人が頭の中に”新規フォルダ”を作らなければ分類できないような”何か”を絵に込めなければ誰かの心に残らない」(うろ覚え)
というのがあって、ああ、言いえて妙だなーと思いました。
見てて上手いけどそれだけで印象に残らない人と、下手だけど何か惹きつけられる絵を描く人というのが確かに居て、その差は絵の雰囲気だったり味だったりします。
実際、安部氏より技術的(学のない自分が言うのもおこがましい)に上手い人の絵も見る事がありますが、やはり”何か”補正がかかって安部氏が上位にきます。


そうか、絵は見てる人に補正をかけさせるのを競うのか。
そうとるとまるで宗教ですね。違いますねそうですね。サーセンwwww


自分は氏の絵の空間がぐにゅっとしてるとこがが好きです(イミフ 、イラストを目で追うとぐおぉっくる。構図とか視点(広角レンズっぽい)でそうなると思うんだけどよく分からんです。
あと色とか線も好き。


というか、僕は脳内にもパソコソにも「安部吉俊」フォルダ作ってます。
うん。これだけで色々伝わる気がする。

イラスト描くなら

こういう心構えを持って描かないとな改めて思いました。
下手なら下手なりに”何か”を大事にしよう。




あと、氏のブログも結構面白い。
http://abworks.blog83.fc2.com/blog-entry-113.html
ABlog

垓層宮

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