ベオウルフ/呪われし勇者

前情報一切無しで見に行ったので初めてのグレンデル登場シーンで本気でびびりました。グロイぞwwwwwww


同名叙事詩をアレンジしてフルCGで現代で映画化。
ベオウルフという物語自体を知らない(Wikipediaで見たくらい)のですが、とても楽しめました。

CGやばすぎるワロタ

CGやばい、まじやばい。
特にやばいのがおっさんの顔。もうほんとにほんとの俳優かと思うほどの出来でした。しわ、シミ、髭等、細かいパーツもリアル。さらっと実写に混ぜられても違和感ないと思います。
逆に女性はちょっとCGっぽさが出てて違和感があったように思います。小皺とかパーツを弄りにくいのかしら?
怪物のCGはまぁうん、CGだねって感じでした。
馬周りもちょっとCGっぽさ目立ってたかも。


全体的に実写にCG混ぜるより違和感無かったように思います。


あとCGじゃないとできないようなシーンがいっぱいでうまし。
ドラゴンとの取っ組み合いは圧巻です。
ベオウルフ老いても盛んすぎるだろwww

カメラワーク

ベオウルフ対グレンデルのシーンで色々あって、ベオウルフは全裸になります。
当然局部の獣はもろだしなわけですが、そこは公衆の面前、当然のごとく英雄ベオウルフはその獣を隠し通します。
空中で回転した時とかスローにしたら絶対見えてるだろwww
と思うような場面も多々。
見事(不自然とか言うな)なカメラワークは必見です。


というわけでガチムチの兄貴の全裸を見たい人は本気でおすすめです。

お話はどうだったのか

あとからWikipedia叙事詩ベオウルフのあらすじを見たのですが、映画用に上手くアレンジされてると思いました。


グレンデルは何故生まれたのか?
何故先王は龍の急所を知っていたのか?
この辺がじょじょに分かってきたころにベオウルフのターン。
誘惑に負け、先王と同じ呪われた道を歩んでしまったベオウルフ。
後半に自身の過ち、残したものにケリを付けに行く辺りの展開が燃えました。かっこよすぎるだろ。


ここは誘惑に負けちゃってるってのが妙に人間っぽくて良し。


叙事詩、特に英雄譚のラストは大抵悲劇、死が待っています。もちろんベオウルフも御多分に漏れない最後。
そのちょっと前の残したものとの別れとか辛すぎるだろ。
別に泣かないけどね;;


その後に腹心ウィーグラフが災厄の根源となる杯を拾ってセクシー姉さんと出会うという無限ループって怖くね?END。


後から先王の挙動とかを考えると上手く話まとめてるなぁと感心しました。

叙事詩

昔は歌とかで語り継がれて色々形が派生していって。。。
語り部が詩人から監督に代わっただけ。
今の映画も一種の叙事詩なんだなぁと思いました。


↑ちょっとロマンチックな事言っちゃったんだぜ^^






ファンタジーっぽいの好きな人はおすすめです。
マッチョ+美人のせみヌードもあるよ^^