デジタルクリエイタ講座行ってきた

徳島にアニメプロデューサーが来る! - 徒然鳥南蛮


クロックワークスの武智さんの講演会へ行ってきました。

講演の内容

アニメプロデューサーの仕事
  • 企画立案、権利の取得

仕込みは2,3年先まで

  • 制作スタッフ、会社の決定
  • 制作委員会の決定
  • 放送、配給、宣伝作業
  • パッケージ製造作業
プロデューサーになる方法
  • プロデューサーになって何をしたいかを持つ

普段からアピールも大事。武智さんは営業からプロデューサー。
また、きつい仕事なのでほとんどの人が辞める。好きじゃないと勤まらない。

  • 関連会社へもぐりこむ

出版、広告、アニメ、ゲーム、音楽など少しでも関わっていれば良い。

  • 知識と経験の積み重ね
  • どんな困難でも逃げてはいけない

初めは自分のやりたいことが出来る方が少ない。
武智さんはエロアニメのモザイク作業で泣いたらしい(笑)

その他

大体近藤さんの話。

  • 外市場はトランスレイターにがんばって欲しい

海外にアニメを売り込む人:トランスレイター(うろ覚え)
彼らは結局トランスレイター同士の簡単な交渉でアニメを海外へ輸出している。もっと熱意をもって適正価格で売って欲しい。

  • MADなどはちゃんと手順を踏んで欲しい

不法アップロードやMADを作成して、「宣伝になるからいいでしょう?」は無い。宣伝したいのであれば著作者に話を通すべき。結局は自身の技術を誇りたい、充足を得たいだけでしょう。
作品は作者の子供。私たちも原作者様の子供を扱うつもりで仕事をしている。それをユーザにも意識して欲しい。そうすれば軽々しく不法アップロードを行ったり、著作権を侵害するようなことは減るはず。
カフェなどで原画展などを開くのは、外部の人に私たちの仕事を意識してもらう意味もある。

!?


最初の方はわりと事前に調べれば分かることが多くて退屈でした。
後半はゲストでやってきてたufotable近藤社長と主役のかけあいもあってか、盛り上がった感じ。というか、途中からテンション上がった近藤さんが主役の武智さんを食う形に。
また、前回の近藤社長の後援の時より聴講者の年齢層が幅広くなっていました。新聞に告知をするなどをしたようで業界に興味がある中高生もちらほら。近藤社長の目指す「一過性のブームではない、地に足の着いた産業を育てる」という意図がちゃんと反映されてるのかなと思いました。少なくとも、今日来てた子は消費者側と製作者側の違いを肌で感じることができたし、業界がどれくらいきついのか、そしてどれだけやりがいがあるのかを知ることができたはず。

ufotable cafe徳島店は7/18から!

ufotable TOKUSHIMA
7月18日に徳島店がついにプレオープン。
17:00-24:00という営業時間が結構嬉しいかも。人が集まったら昼からの可能性!?
とりあえずいくだろjk